【壺ほるのルーツ #1】ホルモン専用サワーが生まれた理由。レモンのジレンマを越えて
こんにちは。「世田谷家系焼肉 壺ほる」店主の奥野です。
壺ほるの看板商品は、なんと言っても新鮮な「朝採れホルモン」です。
世田谷桜本店、北烏山店の両店で、毎日徹底した鮮度管理をしてお客様にお届けしています。
だからこそ、私はずっと考えていました。
「ホルモンを一番美味しく食べられるお酒って、何だろう。」
これまで当店では、私の故郷でもある広島の「瀬戸内レモンサワー」を推していました。
しかし、これには大きな悩みがあったのです。
実は、国産の瀬戸内レモンは時期が限られており、本当に美味しいものが手に入るのは「10月〜4月」の間だけ。
それ以外の時期は、外国産のレモンを使わざるを得ませんでした。もちろん味は悪くないのですが、私の中で「これぞ壺ほるのこだわりドリンクだ!」と胸を張って言えるものではなかったのです。
「通年、いつでも変わらない圧倒的なクオリティで、ホルモンを引き立てる一杯を作りたい。」 そこから、新しいサワーの開発が始まりました。
目指したのは「美味しいサワー」ではなく、口の中の「リセット」
何度も、何度も試作を繰り返しました。
私たちが目指したのは、単体で飲んで「あぁ、美味しいな」というサワーではありません。
求めたのは、ホルモンのジューシーな脂をすっと流し、口の中をリセットして、また次の一口が猛烈に食べたくなるサワーでした。
味を重ねては引き算する、その繰り返しの毎日の中で、もう一つの故郷の味に辿り着いたのです。
それが、「赤紫蘇(あかしそ)」でした。
「赤紫蘇」と「広島」を繋ぐ、あの味がヒント
「焼肉に赤紫蘇?」と思われるかもしれません。
それに、なぜ広島なのか、あまりピンとこない方も多いと思います。
ですが、お弁当の定番、あの赤紫蘇ふりかけの「ゆかり」を思い浮かべてみてください。
日本人なら誰もが知っているあの「ゆかり」を作っているのは、実は広島に本社を構える三島食品さんなんです。
広島の人間にとって、赤紫蘇は子どもの頃から食卓にある、もの凄く身近な味。
試しにこの赤紫蘇の爽やかな香りをホルモンに合わせてみると、濃厚な肉の旨味に驚くほどピタリと合いました。
最後に加えた、レモンという答え
ベースとなる赤紫蘇の香りが決まり、最後の仕上げに加えたのが「レモン」です。
赤紫蘇の深みのある香りを残しながら、さらに鮮烈な爽やかさを加えることで、私たちが理想とした「ホルモンの脂を切り、次の一口を美味しくする」という最高のバランスが完成しました。
こうして、レモンの時期に左右されることなく、通年100%のこだわりでお届けできるようになったのが、 『ホルモン専用 壺ほるサワー』です。
このサワーの主役は、お酒ではありません。
私たちは、お酒を売りたいわけではありません。
主役はどこまでも、「ホルモン」です。
ホルモンを、最高に「美味しく食べてもらう」ための名脇役。
壺ほるへお越しの際は、ぜひこのサワーと一緒に、自慢のホルモンを楽しんでみてください。
今夜も最高のペアリングをご用意して、世田谷の街でお待ちしております。


